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【Aiの視座 第7回】ヒューマニスティックAIの未来

特集 Aiの視座 -これからの世界の見つめ方-

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スマートスピーカーはデータ集めのツール?

ーー現在、「Google Home」「Amazon Echo」など、AIを搭載したスマートスピーカーがシェアを伸ばしています。今回は、家庭におけるAIというものがこれからどうなっていくのか、お話を伺えればと思います。

 

 現状では、スマートスピーカーに呼びかけて音楽をかけてもらったり、クーラーの温度調節をしてもらったりといった、IoT的な形がメインです。今、GoogleやAmazonがスマートスピーカーで何をしているのかと言えば、結局のところ、家の中のデータ集めなんです。

 

 

ーーサービス提供のためというよりも、企業側の都合で開発・販売している面が大きいわけですね。

 

 はい。家の中って、企業側からすると、欲しい情報がめちゃめちゃ詰まった宝の山みたいなものです。そこに住まう人たちが何を欲しいか、どこに行きたいかといった情報がみんな集まっているわけですからね。GoogleやAmazonが、実売だけではどう考えても赤字になるスマートスピーカーの開発を続けてきたのは、そこに未来に役立つデータが眠っているからです。それを取りに行かなければ、とてもじゃないけどペイしませんから。

 

 

ーーいわゆる、マーケティングの一環である、と。

 

 でもこれからは、そうした日常の便利ツールの範疇を超えて、AIがもっと家に入り込んでくることが考えられます。例えば、家庭内の人間関係にまで介入してくるAIが登場したりとか。家庭環境の改善みたいな領域にまで関与してくるAIを開発している企業は、僕の知る限り、まだありません。ある意味、フロンティアな領域だと思っています。

 

 

ーーAIが「この人とこの人が組めば、仕事の上で一定の成果が期待できる」的なマッチングができるのであれば、同じようなことを家庭内ですることも可能と考えていいのでしょうか。例えば、家の中で集めたデータを元に、家庭における「理想の人間関係」みたいなものを提案してくれるAIといったものは生まれ得る?

 

 未来的にはあり得るし、あって欲しいと思います。家族関係ってすごく難しくて、例えば親子だから仲がいいみたいな前提がありますけど、実際にはぜんぜんそんなことはない。しかも家族って自閉しがちなコミュニティでもあるから、仲が悪ければ、悪いままずっと行ってしまって、結果病んでしまうことも。その仲介役をAIが、ブロックチェーンやスマートコントラクトを活用しながら担っていく未来というのは、開発者としてもすごく可能性を感じます。

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